約 1,893,825 件
https://w.atwiki.jp/trpg_summary/pages/55.html
アーサー・クロムウェル :ぜろつー キャラクター詳細 立ち絵 ステータス STR CON POW DEX APP SIZ INT EDU 11 13 14 15 11 15 14 16 技能値 回避:80 こぶし(パンチ):80 マーシャルアーツ:80 応急手当:50 聞き耳:60 忍び歩き:50 目星:60 乗馬:51 言いくるめ:80 オカルト:55 設定 最近ロンドンで個人経営の探偵事務所を開いた新進気鋭の探偵。大らかで、人懐っこく、お気楽な性格。探偵としてはズブの素人なので、客はほとんどいない。大体の仕事は猫探し、あと近所の爺さんの失せモノ探し、たまに爺さん自体も失せるので探す。 ルカ・エヴァンズを一方的に友人視しており、そのツテで事件現場に踏み入り実績を作ろうと画策している。 ※キャラクターシートはこちら 登場セッション 21.10.19-20 【高生卓】嗤う人間師【#嗤う人間師_case02】 22.1.23 あたなる格付けチェック 22.4.17 あたたかくなる探索者天下一武道会
https://w.atwiki.jp/night2ndandante/pages/170.html
アンジェリカ・ヴァン・クロムウェル 攻撃も防御も支援もこなす万能鬼畜アラサー 長所 短所 一人でやれることが多い 攻撃の射程が短い ほっといても中々死なない リソース管理がきつめ 回避・抵抗も高め 若干器用貧乏 クラスデータ ウィザードクラス 異能者 デュアルクラス シーラー タイプ 万能タイプ 第一サブクラス 侍 第二サブクラス 魔術師 第三サブクラス - ステータス 耐久力 B 魔法力 B 打点 B 防御力・魔法防御力 A 回避能力 B- 行動値 A 基本コンセプト・戦術 《ネイティブギフト》で強化された魔法による支援や、《魔力励起》《サイコブレード》《サイコブースト》による火力強化、《レンジドカバー》《ワイドカバー》などの味方の護衛、《グレートスペル》&《圧縮文言》による火力・治癒力の強化と、隙のない戦いを展開することができる。 安定して高い打点を出すことができ、切り札として《ファイナルスペル》も備えている。 防御力も高く、《レイズアーマー》《ナノリジェネフレーム》《ヒールサクセション》《ペインレスセイバー》による自己再生も備えており、《イモータル》《不死身の守護神》もあって生存能力はかなり高い。 欠点・弱点 ペインレスセイバーとサイコブレードの射程の関係上、どうしても前に出ざるを得ない。前衛キャラと一緒に突撃すれば、そのキャラを守りつつ攻撃・支援ができるが後方に置いてきたキャラはレンジドカバーでかばう必要が出てくる。プラーナ、HP、MPを大量に消費するスキルが多く、特にMP、プラーナはきちんと管理していないと息切れする可能性がある。 万能だが火力も支援能力もそこまで突出しているわけではないので、そこを味方に補って欲しいかも。 今後の成長方針 侍のスキルによる火力の底上げ、魔術師の小技、魔剣使いの基本性能の向上の他、キャスター系スキルによる魔法周りの強化など、器用万能になるための道は遠い。異能者、ディフェンダー系のスキルはそれなりに取ったので、そちらは後回し。 侍、魔剣使いのスキルを本格的に使うにはどちらもEX月衣が必要なため、経験点がカツカツになりそう。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2609.html
前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ アルビオン王国改め、神聖アルビオン共和国。 ハルケギニア大陸を見下ろし、天空に君臨する浮沈空母。そして、人類を『聖地』へ導く方舟である。 司教が君主となり、始祖ブリミルの教えに則る政治を行うと標榜したから『神聖』。 数千年の王制を廃し、貴族連合の議会による共和政治を行うから『共和国』。 『神聖皇帝』の称号も、『神の名の下に選ばれた元首』という程度の意味である。 まあ、そうやってローマ共和国も帝政になったわけだが。 「信じられん、信じられん、信じられん……」 「クロムウェル閣下、いや陛下! いい加減にお立ち直り下さい」 首都ロンディニウムの、ハヴィランド宮殿にて。 その神聖皇帝オリヴァー・クロムウェルは、タルブ村での敗戦のショックから、立ち直れずにいた。 敗戦? むしろ、アレは……そう、自然災害だ。ただの火山噴火か超巨大台風が、偶然艦隊を襲ったに過ぎない。 艦隊を襲った黒雲のような悪魔どもなんて、嘘だ。寝ぼけた人が見間違えたのさ。 大体『悪魔』は私の味方だ。私が『虚無』の力で操っている奴隷のはずだ。 私は人類を導く救世主、メシアだ。こんな事があっていいはずがない。いいはずがない。 「陛下! 確かにアルビオン艦隊の多くが失われ、第一次トリステイン攻略作戦は失敗しました。 しかし、アルビオン本土まで侵略され、失ったわけではないのです! お気を確かに!」 黒衣黒髪の美女、シェフィールドが叱咤する。彼女はガリア王国から遣わされた、『東方』出身の人間だ。 その額には、妖しいルーンが刻まれていた。 (全く! 情けない男だ。ガリアはこいつが東を騒がせている隙に、勢力圏を広げる手筈だったのに) 「シェフィールド殿、何か、何か良い手はござらんか」 憔悴した顔で、クロムウェルが女を見上げる。 あちらもあれだけの事をしたのだし、早々に侵攻してくるほどの戦力も整ってはいまい。 だが、相手は『東方の神童』とやらだ。時間稼ぎでもいい、奴らの準備を妨害せねば。 「そうだ、ベリアル閣下はまだ戻られんのか!? ああ、しかしこの大敗、どう彼に報告しろと……」 「わしならここにおりますぞ、クロムウェル陛下。ご無事で何より」 闇の中からふらりと老貴族、悪魔ベリアルが現れた。悪巧みにかけては人間以上の存在である。 何かいい策略を示してくれるのではないか。 「噂は聞きましたぞ。やはり『東方の神童』と『虚無の担い手』、末恐ろしい。 今のところガリアは味方、ゲルマニアもひとまずは内紛続きで、トリステインの王女との縁談もお流れでしょう。 ロマリアは、わしのような存在がうろちょろする所ではありませんしな。 とは言え、ああした聖職者の方が地獄に近いのは、何処も同じ……いやいや」 ベリアルが飄々と情勢を語る。世界の混乱を分析する彼は、なんとも嬉しそうだ。 「閣下、情けない事でした。しばらく『聖地』侵攻は諦めざるを得ませんが、当面の目標はトリステインの征服。 国内の急進派の粛清や、要塞並びに軍事都市の建設も始めます。引き続きご協力のほどを……」 「ベリアル閣下。我がガリア王国は、表立っては中立。情勢が整い次第、アルビオンの侵攻をバックアップします。 私が『指輪』を使って、陛下のサポートをしてもよろしいが……」 シェフィールドは、やや胡乱げにベリアルを眺め、黒髪を掻き揚げる。 彼女の額に刻まれたルーンは『虚無の使い魔』の一つ、『神の頭脳・ミョズニトニルン』の証。 メイジでない彼女でも、あらゆるマジックアイテムを自在に使いこなし、主に勝利をもたらすことができる。 ただし、彼女の主人はクロムウェルではなく、ガリアにいる。 ベリアルはまだニヤニヤ笑っている。シェフィールドが沈黙を破り、口を開く。 「……そうですわね陛下、この間生き返らせた『奴』がいるでしょう。 彼をトリステインへ送り込み、まずは国内を混乱させてやりましょう」 「お、おお、そうだ! 正面からダメなら搦め手から! トリステインの清純なお姫様アンリエッタ王女を、売国奴のビッチとして辱めてやりましょう! 愚者ども、我が『虚無』の力を思い知るがいい! わは、わはははは」 クロムウェルが生気を取り戻し、いつもの狂気に取り憑かれる。 傍らの二人は目を合わせ、肩をすくめる。何が『虚無』だ、道化の偽メシアめ。 トリステイン王国の南に広がる大国、ガリア王国。 その面積はトリステインの10倍、人口は1500万にも達する。首都リュティスの人口は30万。 その王が住むのは、広大なヴェルサルティル宮殿である。 当年45歳のガリア王・ジョゼフ一世は、美形で精悍な顔つきと体格にも関わらず、非常に内向的性格であった。 加えて魔法の才能がないため『無能王』と呼ばれているが、密かに野心を抱いている。 ハルケギニア最大の王国の、王の野心である。大陸統一、まさか世界征服だろうか。 いや違う。彼は世界を混乱させるのが愉しいのだ。自分の策略で国王や諸侯が慌てふためき、戦争が起きて人が死ぬ。 それがなんとも面白い。エルフだって恐れられてはいるが、つきあってみれば人間どもとそう大きくは変わらない。 そして、その心の奥底には闇が渦巻いていた。 「おお、シャルルよ……我が弟よ。お前さえ……ぶつぶつぶつ……『ミューズ』よ、ならば……」 今日も、暗い王宮の奥で、無能王は黒衣の女の人形に囁きかける。 その澱んだ青い双眸は、『虚無』を宿しているのであろうか……。 「ほっほっほっほーーーっ、景気良く負けたもんじゃわい」 再び舞台はアルビオン。大怪我をして治療中の『魔眼のワルド』のもとを、ベリアルが訪問していた。 ワルドは両目に包帯を巻き、白髪で老人のように痩せこけていたが、少しずつ失われた力を蓄えている。 彼の寝るベッドの周りには魔法円が描かれ、生命力を与えるため四つの生首が供えられていた……。 「その声は、ベリアル老……やはり、『東方の神童』と『虚無の担い手』は、恐ろしい存在ですな」 「そりゃあ、あのバエルを始め、地獄の悪魔軍団を一時的にしろ召喚して、操るのじゃからのう。 その上、あやつは『地獄の門』と契約を結びよった。悪魔族は宿命的に、メシアには逆らえん……」 「では、どうするのだ。このままアレの奴隷となり、神を讃えて生きろというのか?」 ワルドが激昂し、身を起こす。彼の中には西洋妖怪の首領『バックベアード』がいるのだ。 「まあ待て、ベアード。神は人間贔屓じゃが、人間も善良な奴は少ない。あらかたは悪人じゃ。 そうした奴らを地獄へ導くため、神はメシアに対抗する『偽メシア』、つまり『反キリスト』を遣わすことになっておる。 こちらはとりあえず、わしら悪魔や妖怪の味方じゃ。毒を以って毒を制するというわけじゃの。 もしも偽メシアがメシアに勝てたなら、次のメシアが来るまで、悪魔族が地上を支配できるといわれておる。 まずは、そいつを探すとしよう」 ベリアルはにやりと笑う。偽メシアとやらに、心当たりがあるようだ。しかし、ふと嘆息する。 「さて、時間はあまり残されておらん。滅びのラッパの音が聞こえてくる。 『東方の神童』がこの世界の『聖地』に足を踏み入れれば、その時『最終戦争』が起きるじゃろうて……。 人間は、選ばれた14万4千人しか生き残れぬ。悪魔は地獄から出て暴れまわるが、メシアと天使の軍勢に破れ、 千年の責め苦を受けてから消滅する。少なくとも『地球』での予言、黙示はそうなっておる。 わしらは神による『罪深き人類殲滅作戦』の、露払いに過ぎんのじゃろうよ」 ベアードが横たわったまま、愚痴を吐く。 「神も、我侭なことだ。自分の園の葡萄が悪しき実をつけたとて、それは木の責任なのか? 刈り取って焼くのは分かるが、手入れを欠かした園丁も悪いに決まっている。 称賛して欲しくば、従順な天使どもに取り巻かれて、永遠に変わらぬ天国に引っ込んでおればいいのだ」 「アダムとその子孫は、その『世界の園丁』に任じられておる。責任能力(知恵)を与えたのは、神であり悪魔じゃ。 たまに来るメシアは、園丁どもの監督代理というところかのう。 ……まあ、神も暇なんじゃろうの。完全に『善』とは言い難いしのう、あやつも。 不完全な人間や悪魔を見ておると、馬鹿ばかりやらかして愉しいのじゃろう。ふん」 「神を倒そうとは思わんが、迷惑なことだ」 悪魔と妖怪の神学論争は、深夜まで続いた。 南の半島に位置する聖なる国、ロマリア皇国。 始祖ブリミルの弟子が封じられ、いつしか神とブリミルを崇める宗教の総本山となった。 ハルケギニアに広く存在する全ての聖職者の首長、『教皇』の御座が置かれる場所である。 いまは都市国家並みの小国だが、隠然たる権威と権力を保っているのだ。 その大伽藍の門前に立つのは、身長175サントほどの、黒髪の薄くなった中年貴族。 鼻の下にちょび髭を蓄え、体格はやや貧弱。見るからに神経質そうだ。背中には長剣を負い、左手に手袋をはめている。 「ゲルマニアの貴族、アドルフ・ヒードラー・フォン・ブラウナウ伯爵だ。 教皇聖下に拝謁するため参上した。約束はしてある、お取次ぎ願いたい」 二十歳そこそこの若く美しき教皇、聖エイジス三十二世。本名はヴィットーリオ・セレヴァレ。 その心は優しく平和を愛するが、聡明にも『強大な力と権威こそ平和を保つ』という現実をよく理解していた。 「やあやあ、ようこそ伯爵。トリステイン王国の様子はどうでした?」 「戦争が始まりましたよ、聖下。掘り出し物もありましたし、いろいろと面白い噂も聞けました。 なんでもトリステインの貴族が、ラ・ロシェール近郊に降下してきたアルビオン艦隊を、何かわからん力で壊滅させたとか」 「ほうほう」 「聞きまわってみると、魔法学院の女学生と、まだ子供のメイジだそうで。 しかも子供の方が曲者で、なんと『タルブ伯』におさまっているのだそうですよ!」 「子供を伯爵に! なんだか、きみのようではないですかね? ブラウナウ伯爵」 ゲルマニアの中年貴族、アドルフ・ヒードラー・フォン・ブラウナウ伯爵。 その姿がぐにゃりと歪み、縮む。やがてその場に現れたのは、贔屓目に見ても12~13歳という小柄な少年だ。 金髪白皙だが目は細く吊り上り、いかにも傲慢そうに口をへの字につむいでいる。 服装は軍服、それも地球の、ある時代のある国のもの。頭頂部からはアホ毛が三本、ピンと突き立っている。 「父の姿ならば、違和感はありますまい。それに僕は、こう見えても50年以上生きているのですよ」 「失礼しました、ダニエル・ヒトラー閣下。不老の秘術とその魔力、いや恐ろしい!」 少年は教皇を前に全く気圧されず、軽く笑う。 「ははは、我が父アドルフも、『あちら』の教皇庁とは親しくしていましたからねえ。 何かのご縁でしょう、僕も貴方の神聖なる野望に協力いたしますよ。 手土産に、ゲルマニアの財閥をいくつか買収してきました。もうじき大戦争が始まります、軍資金は多いほどいい」 「まったくです。エルフから『聖地』を奪還するため、我々は一致協力せねばならない。 聖戦を起こすのは、平和なる世界を、そう『千年王国』を築くための方策! けれど必要なのは資金よりも、『力』です。いかなる争いも収められる、圧倒的な『力』なのです」 『千年王国』か。あの少年もそんな事をほざいていたな。 山田真吾。悪魔メフィストを従えた、幼きメシア。父と我が神『シーレン』様を殺した怨敵。 何か分からん力を振るう、子供か。まさか、彼なのか? 「聖下。気になる事がございますので、トリステインへもう一度、僕を遣わして頂きたい。 その子供の件ですよ。ひょっとしたら、僕と『同類』なのかも知れない」 「きっとそうさ、ダニエル閣下。きみの予感は恐ろしいほどよく当たるのだから」 彼の名は、ダニエル・ヒトラー。かつて世界を裏側から支配した少年であり、アドルフ・ヒトラーの息子。 悪魔の帝王たる七つ頭の龍、邪神シーレンの祝福を受けて産まれた、もう一人の『精神的奇形児』であった……。 前のページへ / 一覧へ戻る / 次のページへ
https://w.atwiki.jp/avalongkh/pages/19.html
うつくしい・・・・・・ そうは思わんかね? 選択肢 投票 思う (12) 思う (12) 思う (12) おっぱい含め全てが美しすぎる (394256393)
https://w.atwiki.jp/ijinnotanjyoubi/pages/63.html
イングランドの政治家、軍人、イングランド共和国初代護国卿。 清教徒革命では鉄騎隊を指揮してエッジヒルの戦いやマーストン・ムーアの戦いで活躍し、ニューモデル軍の副司令官となる。ネイズビーの戦いで国王チャールズ1世をスコットランドに追い、議会派を勝利に導いた。護国卿時代には独裁体制をしいた。 誕生日:4月25日 知名度:3
https://w.atwiki.jp/ijinden/pages/130.html
イジン 青 レベル 4 パワー 3000 相手の魔力ゾーンの裏のカード1つにつき「アタック+1000」を得る。
https://w.atwiki.jp/jp-summons/pages/1109.html
護国卿ですね。 - 名無しさん (2019-08-06 20 13 25)
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/159.html
ゆっくり聞いて欲しいの。ある、一人の少女の物語よ。 ……むかぁし昔、そうね……何年も前のこと。魔女狩りという古い風習が残っている国にある、小さな村。その村に、1人の少女がいたわ。 彼女の父母は、魔術師だった。とても強い力を持っていて、それなりに地位も高かったのよ。でもね、彼女にその力は無かった。彼女だけは、魔女としての才能が無かったの。それを、彼女自身凄く気に病んでた。きっと、周りからの言葉も凄かったと思うわ。それで、彼女は人間として生きることに決めた。一族の事なんて、きっぱり忘れてね。それから数年後、結婚したの。人間の男と。 それで産まれたのが、レイチェル・クロムウェル。〝人間の血と魔女の血が混ざった〟ハーフよ。 彼女は、魔女としての才能を持って産まれた子だった。初めて魔術を展開したのは、5歳にも満たない時。母親は、恐怖したわ。それと同時に、嫉妬した。魔女の力を持って産まれた、まだ幼い彼女にね。 その日を境に、彼女に対する母親の態度ががらりと変わったの。悪い意味でね。母親は、頻繁に彼女を祖父母の所へ連れていったわ。その行いの結果、祖父母はとても彼女を可愛がり、彼女自身も、祖父母を愛していた。 ……そして、事件が起きたのは、ちょうど彼女が七つの時。今でも鮮明に覚えているわ。 祖父母の家で、たくさん遊んだの。魔術の勉強もしたわ。二人とも本当に凄い魔術師で、教えてくれる魔法がたくさんあって、つい張り切っちゃったの。 それで、祖父母の目を盗んで……禁書庫に入ったわ。そこには、たくさん本があった。その名の通りね。分厚い革の背表紙によく分からない文字が書き殴られているものや、薄くて質素な作りだけど、絶対に触れちゃいけないと思わせるような本とか。彼女は歓喜したわ。だって、新しい知識を得ることは、快感となっていたんですもの。 そこで、彼女は一冊の本を見つけた。部屋の奥にある机に、開いたまま置いてあったそれを、手に取って読み始めたの。まだあまり文字が読めないものの、挿絵があったから意味は理解出来たわ。 〝魔女狩り〟について記された、古い本だった。 彼女は、必死に読み続けた。挿絵として描かれているのは、人間に扮した魔女が、村に行って陰口をするところ。それに怒った人間が、群れを成して、魔女の村にいくところ。……そして、魔女が次々と磔にされて、火炙りにされて。灰のように、散っていくところ。 彼女は恐怖したわ。だって、ここは魔女の村なんですもの。幼い彼女でも、考察程度は出来た。誰がこんなものを読んでいるのかしら、その人はもしかしたら……裏切りを目論んでいるんじゃないかって。 怖くなった彼女は、本を閉じて、禁書庫を出ようとしたの。 …………でも、ちょうどその時、禁書庫の扉が開く音がした。 咄嗟に隠れようと思ったけれど、足が竦んで動かなくて。素直に謝ろうって、心に決めていたわ。 でも、姿を現したのは彼女の〝母親〟だった。母親は机の上にある本を読んだ形跡を確認すると、慌てて私の肩を掴んで、鬼の形相でこう言ったわ。 「見たの?」 って。それからの記憶が、まるでないの。あの時、母親は〝眠れ〟と言った。それは、きっと催眠魔法だったんだって……今更、気付いてしまった。彼女は、才能が無いながらにも努力して……少しの魔術を会得したんだと思う。 それで……彼女が目を覚ましたのは、夜。いつの間にかベッドの上にいたから、禁書庫のことは夢だと思っていた。家の外から響く騒ぎ声に、うるさくて目が覚めてしまったの。寝起きでぼんやりとした頭を持ち上げて、窓の外を見たわ。いつもなら、緑の豊かな草原と、楽しそうに走り回る犬がいるの。でも、そうね。その時は違ったわ。 ━━幼き彼女の瞳に焼き付いたのは、日常でも何でもない、火の海だった。彼女は急いで家を飛び出したわ。でも、眼前に広がる景色は、決して綺麗なものではなかった。燃え盛る家屋、炭のように黒く塗られた森、焦げた死体、死体、死体。彼女は必死で、祖父母と母親を探したわ。愛していたから。そして、広い……開けた場所に出た時、見つけてしまったの。 ━━木に縛り付けられて、燃え盛る火に呑まれる祖父母と……それを、恍惚の表情で見守る母親をね。 彼女の頭の中は、疑問で埋め尽くされた。どうして祖父母が死んだのか、母親は生きているのか。……何が起こっているのか。 そして、禁書庫での出来事と、全てが繋がった。疑問なんて、一瞬で消えたわ。夢なんかじゃない、これは現実。そして、誰の企みなのかも、わかってしまった。でも、知りたくなんてなかった。 それで、怖くなって帰ろうとしたの。もう、何も見たくなかったから。……でも、声が出てしまった。小さく、本当に小さかったのだけれど、母親はすぐに気が付いたわ。そして、もの凄い速さで彼女に近寄り、肩を掴んで言ったの。 「愛してる人を殺された気分はどう?」って。 楽しそうだったわ、あの時の顔。今でも焼き付いて離れない。答えられなかったわ、だって実の母親が聞いてくるんですもの。怖くて怖くて、涙が出た。それと同時に、憎悪が湧き上がったの。祖父母が縛られている時点でわかったわ、人間に売られたってこと。本で読んだから。それが出来るのは、魔女としての才能を持たない母親だけだってことも。私だけが生き残っている理由も、全て。 そして、憎んだ。愛していた母親に、初めて怒りを覚えた。 その時まだ幼かった彼女は、湧き上がる恐怖、絶望、そして激しい憎悪を抑える手段を知らなかったの。だから、手を伸ばした。成人してる割には細くて華奢な、〝母親〟の首へ。 彼女の、初めてとなる実践魔法は、実の母親を殺す為に行使されたわ。首元で炸裂した氷塊は、一つ残らず母親の体に突き刺さって、一瞬にして命を散らした。死に顔でさえ美しい体は、ゆっくりと彼女の方に倒れて、凭れ掛かってきたの。慌てて支えたわ。 その時べっとりと掌に血がこびりついて、気持ち悪かった。すぐ手を離したのだけれど、思ったより軽い体は、簡単に地面に転がっていってしまって。彼女は、改めて揺すったわ。生きているかを確かめる為に。 でも、返事なんて来るはずがなかった。色を失った瞳、乱れた髪。全てが虚ろで、無機質で……その時初めて、〝死〟を実感したの。 ……怖かった。純粋にね。こんなにも呆気なく人は死んでしまうんだ、って。愛した人を殺すことは、こんなにも怖いことなんだって。 だって、幼かったんですもの。その場に崩れ落ちて、張り裂けんばかりに悲鳴を上げたわ。一晩中、燃える村の中で、泣き続けた。そして、疲れて寝てしまったの。 目を覚ました時には、もう高く日が昇っていた。腫れた目元、消えない涙痕、こびりついた血……なにより、真っ黒に塗られ炭と化した村に、絶望した。そして、彼女は心に決めた。 祖父母をこんな目に合わせた母親━━否、人間を一人残らず殺してやると。 一晩にして、幸せだった村を壊滅させた憎きニンゲンを。 混血の己の中にいる、〝魔女〟を殺した悪しきニンゲンを。 ━━必ず、この手で殺してやる。 どうだったかしら? 少し、長くなってしまったのだけれど。 私? いいえ、これは私の話ではないの。 あくまで〝レイチェル・クロムウェル〟の名を貰った、一人の少女の昔話。 七つの頃から時が止まってしまった、愚かで純粋な、〝愛〟を求めて、壊れていった彼女の物語。 どう? 彼女の事、少しでもわかって貰えた? ……そう。それなら、始めましょう。 これから語られるのは、己を変えた、たった一人の従者を失った子の話。さきほどの物語の、そうね……続編とでも言おうかしら。 再び時を刻み始めた時計は、また止まってしまったみたい。そう、それも憎きニンゲンによって。 僅かな間に芽生えた友情も、確かな絆も、壊されてしまったわ。彼女の心と共にね。 彼女が願うのは、|悪しきニンゲン《レイチェル》の殲滅、もとい絶滅。 ━━さあ、物語を紡ぎましょう。新たなる〝人生〟の幕は開かれたわ。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6891.html
レコンノユウキ【登録タグ ID SAO パワーダウン 村瀬歩】 autolink() SAO/S20-043 カード名:レコンの勇気 カテゴリ:イベント 色:緑 レベル:2 コスト:1 トリガー:0 あなたは自分のキャラを1枚選び、控え室に置く。そうしたら、あなたは相手のキャラを1枚まで選び、そのターン中、パワーを-4000。 …僕がなんとかしてみる レアリティ:C illust.
https://w.atwiki.jp/tsuduki/pages/203.html
東国人+ウォードレスダンサー+甲殻型ウォードレスダンサー+レコン “森の妖精”改め“都築藩国WD特殊部隊”の創設 ”ふふふ、これでうちの軍は森の妖精だ!” ”その表現はファンタジー過多極まりすぎます、藩王。” 都築藩王とお目付けメードさんの会話 12708002 都築藩国危機対応局、つまり軍部は以前からその部隊を歩兵を主にした高機動WD部隊として組織し、これまで数々の戦闘を闘ってきた。しかし、その戦果は十分なものとは、言えなかった。降下作戦は降下して終わり、絢爛世界への出兵もかのものとの戦いへの出兵も、力及ばずに何もせずに帰ってきたようなものであった。挙げ句には国民は「戦争に活躍しないのは運命だと思って」しまわれているような、そんな状態であった。 難民キャンプの治安維持活動は十分な結果を挙げることができた。しかし、しかしながら、もしも自衛の必要性が出てきたならば。もしもどうしても取り返さないといけない、どうしても戦い、勝たなければいけない場面に直面した時は。 藩王はひとつの決断を下す。 「戦いは嫌いだ。しかし、我が国の正義を護るには戦わねばならぬ時もある。正義を護るにも、力は必要なのだ。」 彼らは、その鉄血の意思を持ってして生まれた。 “都築藩国WD特殊部隊”概要 彼らその創設意志に則った、歩兵の強化を目的として作られたアイドレスである。 レコン―――リコナイザンス、reconnaissanceとはつまり偵察の意味を持つ。しかして、このレコンの存在はただの偵察兵に及ばぬこととなる。これまで先行して行われてきたウォードレスダンサーに関しての技術、経験を最大限に生かし、そこに密林を強靭に渡りきる“レコン”を加えることによって、従来不足とされていた兵員の素の能力をカバーしていったのだ。強力な兵を、強力なWDで技術的補てんをしてゆく。技術にだけ頼ることなく、人にだけ頼ることなく、全ての意味において強化してゆく。その方針は未だ実戦配備が行われていない現状においては、成果を上げられたかどうかを言うことはできないが、これが藩国の部隊を協力なものにしてゆく足掛かりとなることは、間違いない。 その運用方針については、主にはWDの機動力の高さと、レコンの部隊スキルを利用した特殊部隊的運用を考えられている。つまりはWDの跳躍力とブースター、レコンのサバイバルスキルを利用した障害物の多い悪地の踏破が可能であること。WD搭載の一般歩兵より遙かに強い火線を張ることができる装備。レコンによるカモフラージュスキルによる隠ぺいなど、強攻偵察、奇襲には十分な力を持つものである。 その訓練にあたっては、藩国の使用されていない層において演習場が敷かれ、日夜問わずして彼ら彼女らの奮闘は続いている。 とある演習のストーリ 都築藩国演習場。鬱蒼とした密林が、そこには広がっていた。無論のこと、密林だけではなくキリングハウスのような屋内戦闘訓練施設も十分に用意はされており、歩兵国家の演習場の様相が強く出ている地区である。しかしながら、このお話の部隊は、あくまで密林であった。荒れ放題であった下層地区を、そのままに生かす。美しくも、人が生きるには過酷な原生林がそこにはある。 (絵:津軽さん) (クリックで大きくなります) 「こちらNS1―――、渡河開始。腰まで水に漬かりそうだが、暑い中だ。少し水浴びでもしてから行く。」 『RB2よりNS1へ、風邪なんざひかないよう程々にしておけよ。あとヒルに気をつけろ。間接に入られたら面倒だぞ。』 「げえ、やっぱりいるのか。ラジャ、行水くらいにしておく。オーバー。」 その密林に流れる小川の中、カーキや青に塗りたくられ、ゴミか何かのようにしか見えない集団が遡上してゆく姿が見える。 良く見れば、各々がWDを着込んでおり、その表面にカモフラージュパターンがかけられているのがわかるだろう。ただし、そのほとんどはまだ実戦配備前のテストパターンばかり。中には河に入った時点で丸見えのものまでいた。恥ずかしそうに腰どころではなく、肩ほどまで漬かりながら、進軍。 「しかし、良くもこんな場所を用意できたもんだな。」 「うちの国力じゃ全部の階層を維持しきれてないってことだろう。まあ、仕方ないだろうがな。」 「確かにな・・・ただ、そのままにしないっていう藩王の意気もこの計画にあるんだろ?」 「ああ、そういやそうだったな。まあ、俺らは闘うだけだが、な。」 「うわ、インナースーツまで浸水してきやがった。」 「お前のサンプルWD駄目だなあ・・・俺もむれまくってるが。まあいつものことだ。」 首筋のウォードレスコネクタから随時行われる薬物投与によって、神経を人体許容量の最大まで尖らせ、軽口を叩きつつもその表情からは一切の感情が廃された者たち。手に手にWDと同じように塗装された銃器を持っている。すべて演習用のサンプルアームであったが、なかなかにこの狭小の空間ではとり回しの良いものが多かった。 そして、 ザ――ザ―ザ―ザ――― 唐突に無線に割り込んでくる、雑音。 「ノイズ?」 「そろそろチェックポイントっていうことだろう。NS3、今回の醍醐味は何だった?」 「は、WDの技術に頼らない、五感を最大限に利用したミッション演習です。」 「そうだ。ECMくらい用意されていても不思議じゃない、な。」 ハンドサインで河の両側へと展開する部隊。再度のハンドサインで、辺りに銃器を構えつつ警戒を張る。 今回の演習の目的は、そう、五感を最大限に利用したミッション。しかしながら、その補助としてのWDは認められていた。薄暗い密林の中、WDのバイザー機能であるサーモを起動する。一瞬にして世界から色彩が奪われ、濃淡だけの味気ないものへと変わった。 「RB1、聞こえるか。RB1・・・無理そうだな。状況を。」 「河川右岸クリアー。」 「河川左岸ク・・・いや!」 叫び声と同時に、アンチサーモ用の塗料が塗られ、見事に周囲の草叢と同化していた大型の甲殻型ウォードレスが2機、起き上がる。手に持つのは、巨大なガトリングキャノン。演習用とはいえ、当れば相当痛そうではあった。 ≪諸君、お疲れ様。俺に勝てたらゲームクリアだ。≫ いつもなら、スピーカーの向こうから、電波に乗せられて送られてくる声。 きっとその中では、毎度のようににたにたとした笑みを浮かべているのだろう―――藩王の、声。 「ちょ、マジかよ!?」 「マジだな。全員散開、今日までの訓練を身をもって報告するぞ!」 「「Sir,Yes sir!!」」 水飛沫とマズルフラッシュの共演。演習は、佳境を迎えた。 (文:都築つらねさん) 継承:東国人 要点 表情が欠落した顔・ウォードレスコネクタ(首筋の6個穴)・甲殻型ウォードレス・インナースーツ・腰まで水に・突撃銃・バンダナ 周辺環境 ウォードレス・戦場・密林 評価 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 装甲 白兵 近距離 中距離 遠距離 4 5 5 -1 4 6 11 3 -1 4 4 4 7 7 リアルデータ 体格 筋力 耐久力 外見 敏捷 器用 感覚 知識 幸運 装甲 白兵 近距離 中距離 遠距離 2.1 2.5 2.5 0.8 2.1 3.0 7.4 1.7 0.8 2.1 2.1 2.1 3.6 3.6 特殊 東国人は一人につきターン開始時に燃料1万tが増加する代わりに資源1万tを消費する。 東国人は一般行為判定を伴うイベントに出るたびに食料1万tを消費する。 ウォードレスダンサーはウォードレスを扱える。 甲殻型ウォードレスダンサーは甲殻型ウォードレスを扱える。 甲殻型ウォードレスダンサーは歩兵と見なす。 甲殻型ウォードレスダンサーはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦行為ができ、この時、選択によって近距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 甲殻型ウォードレスダンサーはI=Dに乗っていないとき、独自で中距離戦行為ができ、この時、選択によって中距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 甲殻型ウォードレスダンサーはI=Dに乗っていないとき、独自で遠距離戦行為ができ、この時、選択によって遠距離戦の攻撃判定は×2.25(評価2)出来る。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 レコンはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦闘行為ができ、この時、選択によって近距離戦闘の攻撃判定は評価+2できる。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 レコンはI=Dに乗っていないとき、独自で中距離戦闘行為ができる。 レコンはI=Dに乗っていないとき、独自で白兵戦闘行為ができる。 レコンは偵察時、感覚を評価+3補正することができ、この時燃料1万tを消費する。 レコンは偵察した対象に再偵察することでAR1を消費させることが出来る。 次のアイドレス 職業 ベテランのウォードレス兵,フルボーグ ,ゴーストレコン,ロードランナー WD 晋陽 アイテム レンコン ACE 源健司,アタリ・マノ L:東国人 = { t:名称 = 東国人(人) t:要点 = 東洋風の服装,東洋風の人材,黒い髪 t:周辺環境 = 四季,入り組んだ地形,稲作,紙と木でできた家,火山 } L:ウォードレスダンサー = { t:名称 = ウォードレスダンサー(職業) t:要点 = 表情が欠落した顔,ウォードレスコネクタ(首筋の6個穴) t:周辺環境 = ウォードレス } L:甲殻型ウォードレスダンサー = { t:名称 = 甲殻型ウォードレスダンサー(職業) t:要点 = 甲殻型ウォードレス,インナースーツ t:周辺環境 = 戦場 } L:レコン={ t:名称=レコン(職業) t:要点=腰まで水に,突撃銃,バンダナ t:周辺環境=密林 t:評価 = 体格3,筋力2,耐久力3,外見1,敏捷4,器用3,感覚6,知識3,幸運1 t:特殊 = { *レコンの職業カテゴリ = 派生職業アイドレスとして扱う。 *レコンはI=Dに乗っていないとき、独自で近距離戦闘行為ができ、この時、選択によって近距離戦闘の攻撃判定は評価+2できる。補正を選択した時は燃料1万tを必ず消費する。 *レコンはI=Dに乗っていないとき、独自で中距離戦闘行為ができる。 *レコンはI=Dに乗っていないとき、独自で白兵戦闘行為ができる。 *レコンは偵察時、感覚を評価+3補正することができ、この時燃料1万tを消費する。 *レコンは偵察した対象に再偵察することでAR1を消費させることが出来る。 } t:→次のアイドレス = ゴーストレコン(職業),ロードランナー(職業),晋陽(WD),レンコン(アイテム) }